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2025.04.14

富山県医療的ケア児等家族交流促進事業のご報告

 3月20日(木・祝)、くるみの森にて、「その思い、声を届けよう!未来についてのワークショップ」(富山県医療的ケア児等交流促進事業)を、県からの委託事業として行い、オンラインも含め12名の方が参加されました。
富山県医療的ケア児等支援センターから、センター長の五十嵐先生、医療的ケア児等コーディネーターの大野様、高岡市こども家庭センターから山本様をお迎えし、医療的ケアが必要なこどもたちにも関わる制度や災害時対応についてお話を伺いました。
ワークショップでは、「避難について考えよう」というテーマでした。
以下、その時にあったお話を少しご紹介します。

<ご家族の不安なことや現状>
*近所の方々とは顔を合わせる機会が普段は少ない。
*近所の方に「医療的ケアが必要なこどもがいます」と伝えてはいない。知らない人もいると思う。
*自宅周辺は高齢者の方が多かったり、同世代の人は共働きの方が多いため、避難時等に助けは求めにくい。
*避難先の過ごす部屋に不安がある。感染の問題や電源の確保など。
<講師の意見>
〇情報をいかに早くキャッチできるかが重要である。
〇様々なところと繋がりがもてるか。情報を早くもらえることに繋がるし、サポートの手も早くなる。
〇避難経路や避難場所が災害によって変わるため、その確認を正確に行う必要がある。
〇シュミレーションをしておくことが大切である。


避難についての話も盛り上がりましたが、日常の困っている事等にも話題が広がり、家族同士の交流や、行政の方にも直接思いを伝えられる機会となりました。
また、託児を利用したこども達たち同士も交流する機会となり、保護者、こども達、それぞれ充実した時間を楽しむ事ができました。 今後も定期的に交流できる機会があると良いなと思います。

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